天蚕の紡いだ糸で織られた栞が再入荷しました。
野に育つ蚕を、山蚕(ヤマコ)あるいは天蚕(ヤママユ)と呼びます。萌黄色の独特の光沢を持ち、絹に比べて軽くて柔らかいのが特徴で、
糸の中に空気が入っているために保温性が高いとされます。人工的に飼育される家蚕とは違って、緑色の繭を作り、色も濃淡があり、
糸にするには大変手がかかりますが、複雑な色味を持った美しい糸となります。
「ワイルドシルク」とも呼ばれる貴重な糸となります。この山蚕を育成する人、山蚕の糸で織をする人。
そして、この活動を多面的に支援してくれる人。
この三者の活動母体がヤマコ・プロジェクトであり、
山蚕、天蚕の美しさをもっと広く知ってもらうために、
手に取りやすい形として「栞」が作られました。1点ずつ違う表情を見せる美しい栞です→ ⭐