3日ー12日まで、片山令子さんの随筆集『惑星』(港の人)フェアを開催します。
令子さんの自筆原稿と、片山健さんによる挿画5点を飾ります。

『惑星』は、
詩人の片山令子さんが、「あんさんぶる」(カワイ音楽研究会本部)や
「こどものとも」(福音館書店)の折り込み付録「絵本のことば」に
寄せた文章を中心に、80年代からの随筆60本と6編の詩を収録。
背筋が伸びるような真っ直ぐな言葉で、
鮮やかな記憶、本、音楽、好きなものについて語られています。
2018年に星になった詩人の、残された言葉が瞬いて、読者の心に光を届けます。長く読まれてほしい1冊です。表紙の片山健さんの絵がとてもしっくりきます。好奇心旺盛に花に向かい合う少女も、夜に咲き誇る山百合も、どちらも令子さんのイメージです。