荒井良二さんの新作絵本『こどもたちはまっている』
nowakiでの原画展は終了しました。
8月に東京のギャラリーハウスマヤさんに巡回します。
コロナの影響で、事前予約制となりますので、
お出かけ予定の方は必ずHPをチェックしてください→⭐️
こどもたちはまっている ふねがとおるのをまっている
こどもたちはまっている ロバがくるのをまっている
こどもたちはまっている あめあがりをまっている
ページをめくるたびに現れる、こどもたちから見た鮮やな日常の1場面。
大きな世界に身をおく、小さな親愛なる子どもたちは、
いつかの私であり、遠くのあなたでもある。
長新太へのオマージュを込めて描かれた絵本。
めくるたびに、深呼吸をしたくなるような、美しく濃密な世界が広がっています。
「ぼくが大学生の時に、長新太『ちへいせんのみえるところ』を
手に取ることがなかったら、絵本を作っていなかったと思う。」
著者の言葉にも、胸が温かくなります。
何度でもめくりたくなる、新たな名作。