中野真典さんの絵本のご紹介です。
今回は最新刊『ほんとだもん』(
高山なおみ文・中野真典絵/BL出版)の
原画を4点飾っています。
料理家、高山なおみさんが絵本の文章を書いた3部作となる絵本
『どもるどだっく』『たべたあい』『ほんとだもん』
は、それぞれ中野さんが絵をつけています。
第1作『どもるどだっく』(ブロンズ新社)
この絵本の主人公は4歳のなみちゃん、
料理家高山なおみさんが絵本の文章を書いた、自伝的絵本第1作。
絵は中野真典さんの描き下ろし。
出会ったものは、なんでも嗅いだり、なめたり。なみちゃんには普通のこと。
なめてわかったことは、お母さんに伝えたい。
「ちいさな人たちに、みんなと同じようにできなくても、
大丈夫だよって言ってあげたい」という高山さんの、
幼き日の愛と生があふれる世界が、生き生きと広がる絵本。
2作目は『たべたあい』(リトルモア)
大きな判型(36x26cm)で、中野さんの絵が力強く、
子どもの目から見た世界を、色鮮やかに描写しています。
連想ゲームのように、次々と変わる場面を、
ひらりと跳躍する女の子は、世界をまるごと味わっています。
「毎日がおいしくてたのしくて。おいしくないのも たのしくないのも
ぜんぶ、なくなってしまうのが いやだから
たべてしまう 女の子は、なつまで たべたった」(高山なおみ帯文)
第3作目『ほんとだもん』(BL出版)
「ここにあるのは ぜんぶが ほんとうのこと」子どもの頃の原風景、
ほんとうにあったこと、を記憶の中から呼び覚ますと、
そこにしか無い風景が浮かび上がってくる。
18x26cmの可愛らしい判型。原画はダイナミックに大きいので、
店頭でじっくりご覧下さい。
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