きくちちきさんの個展は3回目になります。
毎回、ちきさんの新しい絵に、こちらもわくわくします。
新しい絵とは、新たな描き方だったり、画材だったり、色調だったり、
さまざまな形で表れてくる変化です。
今回は走り回る子どもたちと動物たちが登場しています。
絵本の原画にも見られる、みずみずしい水彩画、
その上に大胆に重ねられる、力強い線。
ぐいぐい、わあわあ、子どもたちの歓声が聞こえるようです。
広がりのある伸びやかな絵が、ちきさんの魅力です。
絵本『こうまくん』の原画も、こんなに大きく、
こうまくんは、気持ちがよさそう。
この迫力は原画ならではです。