クレヨンで絵を描く休ミさんの絵本、
色の鮮やかさや、その迫力に眼を奪われます。
また食べものや、生ものの、きめ細やかな描写が、まるで写真のような
美しさや魅力を生み出します。
お話も絵も自作第1弾の『ともだちやま』(ビリケン出版)では
新緑のふかふか、やわらかな山並みに、男の子がしがみつきます。
ぐにゃりとやわらかく形を変えて、抱きつかれている山並みが
とても気持ち良さそう!帯には登山家の石川直樹さんの言葉が!

今回もたくさんのお魚がやってきていますが、
こちらの絵本『おさかないちば』(講談社)にも、鮮魚がずらりと並びます。
鮮やかな色、つるりとした質感、市場のにぎやかさとあいまって、
これは何の魚かな?と眼で追うのも、楽しい場面がたくさん。

お相撲観戦が大好きな休ミさんならではの、相撲絵本
『りきしのほし』(イーストプレス)には、稽古に励む一所懸命な姿から
落ち込んだり、息抜きしたり、いろんなお相撲さんの姿が愛嬌たっぷりに
描かれます。ここでも、美味しそうな食べ物が登場しますね。

休ミさんの絵本の見所は、迫力満点な場面にあります。
拡大された部分や、画面がパノラマのように伸びていたり、
「ここ!」というところが、せり出してきて、読者をぐいっと惹き付けます。
全て毛筆のサイン絵入りです。店頭で絵本を開いてみてください。
通販ご希望の方は、nowaki.kyoto@gmail.comまでご連絡ください。