京都に越してきてから、年末年始が楽しみになりました。
神社やお寺がたくさんあって、一年のなかでも特に賑々しい空気に包まれます。
ここ数年、大晦日の日は八坂神社の「をけら詣り」に向かいます。
深夜はとても混むので、火縄授与の開始時間となる夜7時くらいに、
境内に参詣します。
お参りして、昨年の火縄をお返しします。
7時になると、境内にある灯籠に、宮司さんが火を灯します。
そこから、火縄に火種を移し、消えないように自宅まで持ち帰ります。
昔はこの火種を、竃に移し、お雑煮を炊いたり、灯明に灯したりしたそうです。
詳しくはこちらをご参照ください→
☆
その後、火を消した火縄は、火伏せのお守りとして台所に飾ります。
大晦日は、このお参りをして、
形ばかりですが、火をガス台に移して、お茶を沸かして飲み、
銭湯に行って、夕ご飯の支度をします。
明日から、新しい一年が始まりますね。
今年もたくさんの方にお世話になりました、ありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。