公園にたたずむ遊具は、昼間見ると、賑やかな子どもの声に
囲まれて、ユーモラスな形と相まって、間延びしたような、
その表情に、ほのぼのした風景の一部として存在します。
でも実は、よく見ると、ちょっと変だなという形をしていたり、
なぜその生き物なんだろうっていう、面白い物体として、
鎮座していたりもします。
木藤富士夫さんが、夜の公園で撮影し、本にまとめている『公園遊具』は
オブジェとして、静かにたたずむ遊具の別の顔を浮かび上がらせています。
左ページに所在地の地図、右ページに遊具の写真。
美しく奇妙な写真集、1・2・3巻入荷しています。