今回の福田るい展DMは、深地宏昌さんにお願いしています。
深地さんのプロフィールは、
1990年生まれ 大阪府出身
京都工芸繊維大学大学院デザイン科学専攻終了
紙やインキなどのアナログな質感を活かす表現の開拓をテーマに掲げ、
デジタルファブリケーションを活かした新しい視覚表現の提案を行う
現在大阪にて活動中。
ロクの橋本さんが、深地さんの作品を見る機会があり、
とても面白いのでぜひ、と推薦があり、お願いしました。
ロクさんのDMは、しのぎのカップを
nowakiのDMは、ポットを描いてもらっています。
特殊な絵の制作方法で、こちらで動画を見ることができます→
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絵に描きたいものを、データとして取り込み、
出力の際に、機械に筆を持たせて、紙にグラフを描くように、
対象物を描き出させます。
ペン・鉛筆・筆などを持たせることで、描く物の質感が変化します。
今回は墨と筆を使用して、原画はモノクロの絵になっています。
今回の原画は1点のみ制作といことで、
額付きで、展示販売しています。価格は、16000円+税です。
絵の前にある真ん中のポットが、モデルになっています。
ポットは、15000円+税になります。

DMはカラーですが、これは絵(データ)をパソコン上で、
色を付けて入稿しています。
作品自体は、出力する際の筆の墨の量や、掠れ等で
完全に同じものは出来ませんが、データがあれば何枚か制作できるものなので
版画に近い表現方法のように感じます。
面白い方法で、るいさんにも喜んでいただけました。
ロクさんとnowakiで少しずつ違う模様や、形のものが並んでいます。
しのぎのお皿は、nowakiは斜めしのぎ中心になっています。
1枚ずつ、焼き上がりの色の出方が違います。
こちらは8寸、直径24cmのお皿です。
見比べてみると、左は月のように、うっすらと釉薬がかかっていますし、
右は白が均一にのって、やわらかさが出ています。

たくさん見て選べるのも、展示ならではの楽しみです。
この種類は4~8寸まで、あります。1種類だけ、たてしのぎで、
ロクさんと入れ替えられているのも、ちょっと面白い趣向です。
るいさんらしい気もします。
ぜひ2店舗はしごして見比べてほしいです。