4日目、ハカニエミマーケットで朝、お茶を飲みました。
薬缶のマークの看板が可愛らしい。
ここでもよく見かけたフィンランドの雀は、
日本のとちょっと模様が違う気がします。
(雀と勝手に思っただけで、違う鳥なんでしょうけれど)
毛並みももう冬使用で、もこもこしていました。
屋台の裾から、ちょんちょんっと出て来て、食べ物を探す姿は
愛嬌があって、いい風景です。

ハカニエミマーケットのなかに、アンティークショップや古本屋さん、
カフェもパン屋も籠やさんも何でもあります。
古本屋でマーブリナの絵本を見たり、
アンティークショップで食器を見たり、
昨日広場で、高いような気がして、買わなかった籠と同じ形のものが
やっぱり10ユーロ以上安くあったので、こちらで1つ求めました。
籠はその土地の、その時代の形を持っています。
記念になるし、大切にしようと思います。
それからもう1つ、トラムに乗って、アンティークショップを訪ねました。
たくさんの器、薬缶、おもちゃ、積み重なってぎっしりの店内。
琺瑯の薬缶も、欲しい物の1つだったので、
いろいろ眺めて、きれいな藍色の、状態のよいものを、求めました。
私は旅先での買い物が好きです。(普段の買い物も好きだけど)
その時の記憶を、思い出すことが楽しいのです。
1つ買い物をしては、ホテルに戻り、荷物を置いて、
また出かけて、受付の人は気忙しく思ってないかな?と気にしつつ。
そうして夕方は、カウニステにもう一度立ち寄り、
古くからの友達と、新しい友達と、楽しい夕餉に出かけました。
ちょっと奮発して、美味しいラムとワインと珈琲。
陶芸家のアトリエだった場所を改装したという、お店は
壁に大きなレリーフがかかっていてステキでした。

帰り道、友人と友人の飼い犬と皆でトラムに乗って、
ホテルに戻りました。ペットと一緒に電車に乗るのが普通って、
とってもいいなぁとこの時も思いました。
お行儀もいいし、小さな電車には、広々とした空気がありました。