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2015年 09月 03日
今回の東京滞在で、とても大きな出来事があった。
それは、トムズボックスに行った日のこと。 どいかやさんの展示を見に行ったら、 偶然かやさんも来ていて、大島妙子さんや、 待ち合わせていた加藤休ミさん、松成真理子さん、 とも合流し、動物たちの絵に囲まれてお喋りをしていると、 店番の人から「これ」と突然渡された紙があった。 タイトルのない、長い文面に目を走らせると、 途中から驚愕が身体に広がっていった。 それは、トムズボックスからの「閉店の挨拶」だったのだ。 皆で顔を見合わせてしまい、店主のいないその場所を ぼんやりと眺めて呆然としてしまった。 この場所が、今の3分の1の広さだったころから来ていたけれど 今年が22年目だということを知らなかった。 私が通ったのは、12年くらいになる。 この場所は特別だった。 西荻の音羽館に、夜遅くに絵本を買いにくるお客さんがいて 当時も絵本の編集者で有名だった土井さんを知らなくて 「絵本お好きなんですか?」と聞いたのがきっかけで、 土井さんと話すようになって、トムズにも行くようになった。 絵本がところ狭しと並ぶ店内の壁面2カ所に、 毎月1ヶ月を1人の作家の展示にあてて、 絵本の原画とは違う、作家自身の描きおろしの作品を 見ることができた。 1ヶ月という期間も、作家の描きおろしばかりということも なんと贅沢なことだったろう。 熱心に通ってくる、いろんなお客さんとの姿を見るのも トムズボックスならではの光景だった。 ここでたくさんの人とも知り会った。 そういえば地下に続く階段にあった荒井良二さんの壁画や 降りた所にあったKUU KUUももうない。 いつも突然に、店や人は変わってしまう。 街はそういう流れがあり、やはり動いていくものなのだ。 それでも、ふとした時に思い出すと、その場所に行きたくなる。 年末の閉店まで、トムズボックスは 9月井上洋介展、10月長新太展、11月たむらしげるさん、12月長新太さん と贅沢な展示が続く。長さんが2回というのも、なんだからしくておかしい。 もう一度、トムズに行けたらいいなぁ。 大好きな場所は、やっぱり自分でちゃんと行かなくちゃ。 会いたい人に会いにいこうと、強く思った出来事なので、 わりと個人的なことだけど、書き留めておきます。 絵本好きな皆さんも、ぜひ足をお運びください。
by nowaki-kyoto
| 2015-09-03 01:51
| 日々
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