本日より
西淑さんの紙版画展が始まりました。
紙に描いた絵を切り抜き、傷をつけてそこにインクを詰め、
版と紙をプレスして出来上がる作品です。
インクを拭き取った時の掠れ、濃淡など
自身の思惑よりも、偶然性に委ねる部分が多くある
この版画は、西さんが今、夢中になっているものの1つです。
淑さんの絵によく登場する、
馬・星・クマ・サーカスといったモチーフから
静かな石の佇まいまで。
緊張感がただようモノクロームの世界。
でもそこには遊びや、偶然と言った余白が介在し、
伸びやかで気持ちのよい作品となっています。
谷内亮太さんに制作いただいた、
真鍮のレリーフとセットになる作品も4点あります。
こちらも版画にも、とてもよく似合っています。
ぜひ、直接ご覧いただきたい作品です。

西さんは今週の日曜日に在廊予定です。
午前中はワークショップがあり、店内狭くなりますので
午後からゆっくりご来店いただくのをオススメいたします。