ロシアの児童文学を研究、紹介する「
カスチョール」は
1991年より、現在は年に1回発行されています。
今回の展示では、バックナンバーを全冊、閲覧用に揃えてありますし、
最新号31~28号は店頭販売中、またバックナンバーも
在庫のあるものは取り寄せ可能です。

店頭取り扱いのものを少しご紹介いたします。
28号/特集:トルストイ没後100周年
偉大なるバカーロシア文学の中のイワン像
巻頭では、イワンの挿し絵カラー特集。
2010年に行われた祈年祭の講演録など(田中泰子・いしいしんじ他)
表紙はコナシェーヴィチ。
29号/20周年記念号、20年の歩みを紹介。
またカラーページはレーベジェフ、モダンなデザインは今なお魅力的。
ロシア児童文学の記事もあり、読みごたえがあります。
表紙はワスネツォフ(ヴァスネツォフ)
30号/特集「戦争と子ども」
カラーページは、北国を照らしたスペインの太陽ドゥビードフ。
表紙の絵を今回のDMに使用、展示でも飾っています。
毎号読み応えがあります。
31号/最新号。特集はロシアの文学教育。
「精神・道徳文化の入門」という必須教科では
道徳・宗教文化・ロシア正教・イスラム教・仏教・ユダヤ教のなかから選択。
多民族国家らしい特色です。
表紙、カラーページはビリービン。
表紙を飾る画家たちのロシア絵本の古本も、
えほんやるすばんばんするかいしゃさんからご用意いただきました。
また人気のマーブリナは売り切れましたが、
週末に追加が届く予定です。
今週は木曜休みですが、それ以外は日曜まで開けています。
FOILギャラリーさんでは、荒井良二さんの展示も始まっています。
祇園祭とあわせて、絵本散歩いかがでしょうか?