本の新入荷のお知らせです。
『
四月と十月』30号
最新号は、15周年記念で二色カラー。
表紙絵は先月の展覧会で飾られていた、加藤休ミさんの「赤飯」です。
北海道出身の休ミさん、北国のお赤飯は甘納豆で炊かれると
教えてくれました。おやつのような甘いご飯。
後半のページにある特集「15年前の私」も必見です。
なにせ写真が掲載されています。思わずフフフ、15年前の自分を重ねて
なんだか感慨深くもあります。
『
工芸の五月』
こちらは松本クラフトフェアに合わせて、毎年発行されてきた冊子が
今年より500円で販売となりました。
読み応えあり、ガイドとしても心強い1冊です。
有料化によって、入手しやすくなりました。
来週から始まる、松本クラフトフェアへ想いを馳せて、
行かれる方も、今年は行かれない方にも、おススメしたい1冊です。
『なんでそんなことするの?』松田青子作/ひろせべに画
トキオくんの学校を見てみたい、ミケを連れて学校にいくと
意地悪をする同級生に奇妙なことが起きて、、、
「なんで?」「どうして?」に溢れていた子ども時代の思い出が蘇る、
不思議でユーモラスな物語。
ミケの言う事はとっても真っ当で、残酷で、くすりとさせられます。
ひろせべにさんのあざやかな絵が、たくさん入っています。
サイン本が入荷しています。
『わたしは樹だ』松田素子作/
nakaban絵
わたしは樹だ。何千年も歳を経た大木が、
どのように生まれ、育ち、関わりを持って来たか、
命の営みを物語る絵本。
緑萌えいづるこの季節に相応しい、1冊。
美しい絵のある本を手にすると、心がはずみます。
「なぜ?」の答えを求めて、本を読んできたような気がするのに
今は答えではなく「なぜ?」という不思議を求めて、本を読んでいます。