名古屋に行ってきました。
いくつか、今月の名古屋はいい展示やイベントが重なっています。
nakabanさんの個展が、
スタジオマノマノさんとバブーシュカさんで同時開催。
これにあわせて、ランテルナムジカのライブ。
西淑さんの展示が、
ON READINGさんで開催。
そして近くの刈谷市では、
井上洋介展が開催中です。
ランテルナムジカを見るには、泊まりになるので、一泊2日にして、小旅行です。
1日目は、京都〜名古屋へ向かう途中で、工房を1つ訪ねました。
そのあと名古屋でお昼を食べて、瀬戸へ。
林拓児さんの工房を訪ねてきました。
夜は、ランテルナムジカへ。
ランテルナムジカは、音楽家
トウヤマタケオさんの音楽に合わせて、
画家
nakabanさんが、手元で作り出すドローイングや映像を、
映写機で壁に投影するライブユニットです。
毎回、違った場所で、その時だけの、時間と映像が生まれます。
トウヤマさんのピアノと歌声に乗せて、くるくると変化する映像、
場所も時間も遠い、どこかの国のアニメーションを眺めているようで、
とても贅沢な時間でした。
2日目は、午前中、刈谷市美術館の井上洋介展へ。
今回はタブローがたっぷり、絵本原画以外の井上さんの作品も充実しています。
なかなか見ることのできない、学生時代の絵や、大きな作品。
雑誌に掲載された漫画や表紙絵、寺山修司の舞台美術の記録。
多岐にわたる仕事、作品制作のようすが、丁寧に追いかけられています。
絵本の原画の展示と、タブローでは、照明の明るさに変化をつけてあったり、
1つの部屋のなかに、もう1つ小さな部屋が用意されたりと、
井上さんの絵の世界を体験するための、面白いしかけがされていて、
学芸員さんの熱意が伝わる展示でもあります。
これから行かれる皆さん、せひじっくり時間をかけて、見て来て下さい。
*つづく*