本日よりnowakiは、お正月休みをいただいております。
現在展示中の石原稔久さんの本のご紹介を少し。
石原さんは、ご自身で物語を考え、登場人物を陶器で制作し、
写真撮影してもらって、本にまとめています。
『セルゲイとココルル』
『さがしもの好きのライオン』
『マーサおばさんの魔法の紅茶』
『怪盗フラーフとユルベール巡査』←最新刊
これが陶器?あっと驚く可愛らしい登場人物たちが大活躍。
『COURSE』は今年、フランスで開催されたグループ展に参加された折に、
制作された図録です。石原さんの窯や制作風景も掲載されています。
ご自身で刊行されている私家版なので、書店では見かけないことがほとんどです。
nowakiでは、取り扱いしておりますので、ぜひご覧下さい。
それから、最新号の芸術新潮は、つげ義春さんの特集ですね。
nowaki店頭では、古本で『つげ義春とぼく』『必殺するめ固め』があります。
また新刊本で、つげさんの奥様、藤原マキさんの絵本
『こんなおみせしってる?』も在庫しております。
こちらは、1985年に福音館の月刊絵本かがくのともで刊行されましたが、
長らく品切、古本でも状態のよいものが見付かりにくく、
人気もあり、手に入りにくかった1冊です。
2011年に上製本で刊行されています。
おもちゃやさん、卵やさん、豆腐屋さんに、これは何の店?
懐かしくも、雑然とした、気になるものがたくさんつまった店と人々。
つげさんの漫画にも通じる、不思議で、ユーモラスな絵本です。
こちらもおすすめしております。