11日から始まっている、牧野伊三夫展も23日までです。
関西では初個展となります。
nowakiでは、風景画と童話をテーマにした作品が並んでいます。
冬の東北を描いた作品群は、静けさを感じさせる風景に、見入ってしまいます。
しんしんと冷たい澄んだ空気、寂しい景色。冬の東北に出かけたくなります。
牧野さんの風景画は、窓だと思いました。
その向こうにある、広々とした土地、人々の生活する気配、風の音が
その窓から、せまってきます。いい絵だな、と思いました。
東北の友人に見せたいなぁと思います。

また、今回は大分県で製作された「きじぐるま」に絵付けもしています。
「きじぐるま」は九州地方に見られる木製の郷土玩具です。
「木地」と「雉」をかけていると言われており、
地方によって、形や絵付けなど、違いがあります。
大分のものは、木の皮も一部そのままの、素朴な形をしています。
こちらも早々にご予約が入りました。大と小、各1体残っています。

ガケ書房さんでは、スケッチ会の絵が飾られて、展示替えがありました。
メリーゴーランド、
ガケ書房、nowaki
3会場それぞれ違った絵が飾られている、贅沢な展覧会です。
ぜひ足をお運びください。