画家・絵本作家の井上洋介さんの展覧会、終了いたしました。
油絵と画冊が並び、見応えのある展覧会になりました。
画冊は、過去の作品を作家さん自身の手で綴じた私家本です。
1冊しかない、豪華本と言えます。
数年前から、始められたこの作品には、毎回驚かされます。
井上洋介さんの絵で、一番最初に記憶されているのが、くまのこウーフの絵です。
小学生の時、ノートの表紙に、ウーフを真似て描くのが、クラスで流行って、
私も鉛筆で、ウーフの横顔をぐいっと描きました。
力強く描いた、その感触を覚えています。
タブローに描かれた不思議な街並も魅力的です。
電車に、煙突、横向きの人々。
どこかしら懐かしく、ナンセンス、そしてユーモアが混じっています。
ガタゴトすすんでいく、あの電車に乗ってみたい。
窓からはどんな景色が見えるだろうか。
絵を見ていると、楽しい空想が広がっていきます。
今回も遠方から、お客様がたくさんいらっしゃいました。
関西初の個展でもありましたので、
近隣の方にも見ていただけて、いい機会となりました。
井上洋介さん、ご来場のお客様、本当にありがとうございました。
さてもう6月なんですね、早いなぁ。
緑も紫陽花も美しい季節。今日は蛍を見に行きました。
次回は21日から、瀬戸で作陶されている林拓児さんの器の展覧会です。
DMは店頭で配布しております。
それまでは通常営業で、木〜日の開店となります。
改めて、開店日など、お知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。