軽部武宏さんの個展も残すところ2日となりました。
標本箱のような枠におさめられたキャンバスの絵には、
幻想的な風景のなか、子供達が立ちあらわれます。

町家にしっくり馴染む、懐かしいような景色。
二階の窓の絵や、板の間の大きな絵から、小さなマッチ箱まで
濃密に描き込まれた絵の世界が広がって、
絵のなかに迷い込んだような不思議な感覚に。

今回はじっくり絵を眺めるお客さまが、特に多いように感じます。
タイトルと絵を見比べて、その不思議な魅力にひき込まれるのでしょう。
残り2日です。お見逃しなく。
また、明日からはメリーゴーランドさんで、長新太さんの展示が始まります。
オススメコースとしては、
メリー・長新太展→
祇をん小西・米田文展(陶器)→nowaki・軽部武宏展
米田さんは、九谷焼の作家さんです。
器からご自分で製作され、自由で広がりのある絵付けや形が魅力です。
今回は、掌におさまるような雛壇が、たくさん並んでおりました。
この先は、
丸太町界隈で、rokuさんやkitさんに立ち寄りや、
そのまま北に上がって、恵文社さんまで足を伸ばすのもいいですね。
日が伸びましたし、そこここに、春の訪れを探すのも楽しいものですよ。
鴨川沿いの柳も、新芽がふくらんできました。